地形データ上で距離・勾配を計測したい

まえがき

本記事では、地形上で線間の距離を計算する設定方法について詳しく解説します。
距離計測機能は"表面距離計測"と”水平距離”・”点間距離”がありそれぞれの目的によって使い分けすることができます。

手順および解説

１．サイドパネルの”計測アイコン”をクリックします

２．注釈から”線分”を選択します

３．マウスの左クリック（例1点目⇒2点目）で任意の箇所に横断・縦断線を引き、右クリック(2点目クリック後)で閉じて”保存”します
注釈情報をカスタマイズする場合は下記を参考にしてください
注釈情報をカスタマイズしたい

３．新しい計測の追加を選択し、”表面”・”水平”・”点間距離”・勾配から選択します

補足

・線間の距離表示
”表面”は地形データが存在する範囲で使用することができ、地形に沿った距離を算出するので

敷鉄板数の算出・登坂距離の算出に活用できます

水平距離・点間距離は共に水平平面間の距離を算出します、地形データ範囲外でも使用できるので
場外の運搬距離算出などエリア外でも活用できます

・勾配表示
線分で作成したポイント間を基準に勾配値を算出します