まえがき
本記事では、ご利用するEARTHBRAIN社のSmart Construction Dashboardについて解説します。
ご利用する製品の概要について、より知っていただくことで、現場で円滑に使用することができます。
解説
製品の特長
WEBアプリケーションに3次元設計データ・計測した点群データをインポートすることで、瞬時に完成に必要な土量が計算可能となり、ICT建機と連携することで進捗管理を見える化でき、残りの土量・累積の施工土量を一目で把握することが可能です。
・クラウド上でデータ保存され関係者への共有が円滑にできます
・ICT建機の施工履歴データを地形データに統合し進捗管理が可能※1・2
・i-constructionに対応した出来形合否判定機能を付与 NETIS登録番号:KT-150096-VE
※1弊社の3D Machine Guidance・KOMATSU製ICT建機と連携することで自動で施工履歴データを反映します。
※2他社のICT建機のデータは手動でアップロードすることで統合は可能です。
SmartConstruction Dashboardを利用する為に用意するデータ
青:推奨拡張子
現場管理に必要なデータ
・3次元設計データ(拡張子 dxf xml tp3 tn3 ttm svd dsz)
・3次元測量データ(拡張子 dXf xml txt csv las laz)
より現場管理に役立つデータ
・平面データ(拡張子 dxf xml tp3 svl dsz)
現場で稼働するICT建機の施工履歴
・施工履歴データ(拡張子 dxf xml txt csv svl dsz)
Komatsu製 ICT建機(連携後、自動反映)
EARTHBRAIN製 3DMG建機(連携後、自動反映)
SmartConstruction Dashboardの見方
#0 操作ガイド・問合せフォーム
操作に困った際にご利用ください
#1 ビューア操作
ズーム調整及び操作時のホームボタン・ビューア回転にご利用ください
#2 サイドメニュー
計測・建機接続・基本設定・共有ファイルのアクセス・モバイル連携等のメニューボタンとなります
#3 サイドパネル
データのインポート及び、登録された各データのアセット一覧の確認にご利用ください
#4 アンダーパネル
登録したデータの時系列表示・進捗管理に設定した土量計算の結果・日々の進捗などが表示されます
#5 出力機能・外部連携メニュー
レポート機能・出来形合否判定機能へのアクセスにご利用ください
SmartConstruction Dashboardの使い方
例 土量計算(設計範囲または部分範囲)
計算したい範囲を一括選択または囲み、計算メニューから計算機能を選択し、地形の選択・比較するデータの選択を行い算出します
例 進捗の確認
現場の施工進捗が効率的に進んでいるかアンダーパネルより確認ができ、メニューの切替えにより
日々の数量も把握できます
例 ICT建機・3DMG建機との連携
連携したKomatsu製ICT建機またはEARTHBRAIN製3DMGから施工履歴データが自動でアップロードされ地形データが更新されます
また施工した範囲をcsv形式等で抽出できます
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