施工に利用するデータをKomatsu製 ICT建機に転送したい

まえがき

本記事では、プロジェクト現場に登録した施工データをKomatsu製 ICT建機へ転送する為の
設定方法について詳しく解説します。

準備した転送可能なデータ（手順および解説を参考ください）を、プロジェクト内に登録したKomatsu製 ICT建機にリモートで転送することができます。

2025年1月現在　下記からの転送機能は改修中の為、お控えください。
鋭意改修中機能　登録中の設計データ内からの転送

手順および解説

施工で利用するデータをKomatsu製 ICT建機に転送する
１．サイドパネルの”データフォルダをクリックし、”フォルダ作成”ボタンをクリックし、”データ転送用のフォルダ”を作成します

(転送用のフォルダは編集ボタンにて名称変更を推奨します)

２．”転送するデータをフォルダ内にインポートします。

建機へ転送できるデータ
ICT建機で施工する為に必要なデータをプロジェクト内からKomtasu製ICT建機に転送する場合に限ります

対象データは以下となります

・「ローカライゼーション」フォルダ：gc3

・「建機への転送」： sl3

・「その他データ」：tp3 .tn3 .ln3 .bk3 .mx3 .rd3 .gd3 .pt3 .pl3 .dwg

＊転送できるサイズは10MB/回までとなります

インポート前　　　　　　　　　　　　　　　　　インポート後

※データ名称には特殊文字を含まないことを推奨します。

建機へのデータ転送

３．インポートしたデータのサブメニューボタンをクリックし、”建機への転送”をクリックします


転送データの承認作業
1．データを転送する建機にチェックを入れ、"次へ”をクリックします
転送には承認が必要であり、必ず承認者を選んでください

承認者はアプリケーションのライセンスを保有する関係者を選択してください



２．転送後、承認者へは”[e-mail]”からメールが届きます
リンクをクリックしますとプロジェクト現場が表示されます

メールが見れない場合、承認者がアプリケーションを開くことで画面右上のお知らせアイコンに通知されます
転送後に遅延していると感じた場合は、ブラウザの更新を何度か行ってください

転送メール例

２-1．お知らせアイコンをクリックし”承認”を選択すると転送は完了します

補足

・転送履歴・状況の確認

データの転送後、建機アイコンをクリックし、一覧履歴より確認ができます。

その他確認方法として、登録している建機を選択後、”転送タブ”を選択すると
転送日・転送データが確認できます

補足その2

ローカライゼーションデータをKomatsu製 ICT建機に転送する他の方法

１'）サイドパネルの”ファイル”をクリックします
２'）”ローカライゼーションフォルダ”にアクセスし、メニューボタンをクリックし、”建機への転送”をクリックします

SL3ファイルをKomatsu製 ICT建機に転送する他の方法
１'）サイドパネルの”ファイル”をクリックします
２'）”建機への転送フォルダ”にアクセスし、メニューボタンをクリックし、”建機への転送”をクリックします※Komatsu製 ICT建機からの施工履歴を自動でアップロードする為の接続ファイルとなります

登録したlandxmlファイルの変換機能（Tp3）・転送後のデータの所在
転送したlandxmlファイルはICT建機側の操作で”設計データの読込み”にて”フォルダの種類をTp3”に変更することで取込むことが出来ます