Smart Construction Rover端末に指定した座標情報を送信したい

まえがき

本記事では、Smart Construction Dashboardを経由してSmart Construction Roverに座標情報を送信するする方法について詳しく解説します
アプリケーションを連携することでSmart Construction DashboardでCSV座標リストまたは画面上で地点を指定した特定の座標情報をSmart Construction Roverに送信することができます。
送信された座標値を元にSmart Construction Rover側で誘導する（逆打ち単点計測）ことができます。

※CSMateProも同様の作業ができます。

手順および解説

Smart Construction Dashboard
計測指示の作成（3Dビュー上で直接位置指定する場合）

1.左端のアイコンリストから、計測指示のアイコンをクリックして、計測指示メニューを開きます
2.「＋追加」ボタンを押して、計測指示の追加画面に遷移します

3.計測指示の名称を記入します

※計測指示とは、複数の地点(座標値)を入れるフォルダ名となります

4.3D ビュー上で、計測したい場所をタップし、位置を確定します

場所を指定すると、サイドパネルに指定したポイントが自動追加されます

1)選択した座標値を修正したい場合
下図(4)マークボタンを押して、直接編集が可能となります

点名称を変更する場合は、編集ボタンから5保存ボタンを押して確定します

5.非表示になっている下図6を表示にします（３Dビューアにも表示されます）

計測指示の作成(CSVデータで座標値を取込む場合）

１.左端のアイコンリストから、計測指示のアイコンをクリックして、計測指示メニューを開きます

 2.「＋追加」ボタンを押して、計測指示の追加画面に遷移します

3.計測指示の名称を記入します

4.計測指示の追加画面で、名称を入力後、「CSVファイルからインポート」ボタンを押します

5.取り込みたいCSVファイルを選択します

6.「取り込み」ボタンを押します

7.CSVファイルが読み込まれると、取り込み座標地点が計測指示に追加されます

３Dビュー上にも自動で反映します［下図（７）参照］

8.保存ボタンを押して保存します

9.非表示になっているので、下図９表示にします（３Dビューアにも表示されます）

SmartConstructionRoverでの計測方法

1.縦三点リーダーを押し、【既知点ダウンロード】を選択します

2.【ダウンロード】ボタンを押します

3.Smart Construction Dashboard側で作成した計測指示内にある地点座標情報が取り込まれたことを確認し、【閉じる】ボタンを押し終了します

※位置出しをしたい地点の選択は、この後の作業で行います。

ここでは、Smart Construction Dashboardg側で登録した計測指示（座標値）をSmart Construction Rover側の端末に取り込みのみを行います

補足

Smart Construction Roverでの事前準備

利用する為には、Smart Construction Rover端末側への現場作成と、Smart Construction Dashboard側の現場作成の両方が必要となります

1.縦三点リーダーを押し、【ユーザー設定】を選択します

2.【認証】ボタンを押し、ランドログログイン画面を開きます

3.メールアドレス、パスワードを入力し、LANDLOG上で【ログイン】ボタンを押し、ログインします

4.Smart Construction Rover端末側に現場を作成する為、【作成】ボタンを押します

5.Smart Construction Rover端末側に作成する現場名を入力し、OKボタンを押します

6.　手順3でログインした、LANDLOG内の現場（Smart Construction Dashboardの現場名）を選択、OKボタンを押します

この選択によって、Smart Construction Rover内に作成した現場と、Smart Construction Dashboardの現場を紐づきます

7.Smart Construction Rover内に作成した現場(オレンジの枠内)と、Smart Construction Dashboardの現場(オレンジの枠内５行目：LANDROG工事名）の紐づけが確認できましたら、OKボタンを押します

これで、データ連携が完了します