まえがき
本記事では、プロジェクト現場の地形上に建機を配置する方法について詳しく解説します。
地形上に建機を配置することで3Dデータを用いて日々の施工検討に利用できます。
2024年6月末 配置できる機種が増え・機種によって衝突範囲を表示することができるようになりました。
種類 | 車種または車両クラス | 衝突領域 | ||||
油圧ショベル | PC78UU | PC128US | PC200 | PC300 | PC400 | 〇 |
ブルドーザ | D37EX | D61EX | D85EX | ー | ||
運搬車 | 10t ダンプ | ミキサー車 | HM300 | HM400 | HM400 | ー |
クレーン車 | 16トンクラス | 25tクラス | 〇 |
互いの最大旋回範囲が、干渉すると、衝突範囲が赤くなります
干渉しない場合は、緑で表示します
手順および解説
建機配置
1.サイドパネル内の”3Dアイコンを選択し、”アイコン配置”をクリックします
2.配置したい建機を選択後、配置したい位置でマウスの左クリックします
3.3Dアイコンの位置を調整します。
モデルを長押しすると移動、赤色のピンを長押しすると回転、黄色のブロックを長押しすると高さ調整ができます。
4.設定した3Dアイコンはマウスによるズームイン・アウト時に自動調整されます。
建機の衝突領域の表示・編集
1.表示・非表示の切り替えをします。
2.対象建機をクリックし、衝突検知を選択後、形状の変更(半円/球体)・作業半径の編集を行い保存します。
補足
3Dアイコンのスケール変更・高さ調整
設定後のアイコンを再びクリックするとモデルの大きさ(スケール)を変更して配置することができます
配置する高さを任意の入力数値で調整することができます。
Terreain:地形の高さをベースにアイコンを設定
fixed:任意の高さにオフセットが可能
手順
terrainを選択した状態で、高さオフセット(m)内で任意の高さに変更後、fixedを選択し、保存します
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