Smart Construction Dashboard定期アップデートについて、以下の内容でリリースをご案内いたします。
本内容は7月31日(水)のアップデートを予定しておりますが、日程に変更がある場合には速やかに更新いたします。
本アップデートによるサービスの停止はございません。
No | 内容 | 対象機能 | 概要 |
1 | 新機能 | 注釈と計測 | 線分の計測方法に「高低差」が新しく追加されました。作成した線分の各頂点毎の高低差を計測し、画面上に表示できるようになりました。 |
2 | 不具合 | 注釈と計測 | 進捗及び計測に関するヒートマップを表示した際、ヒートマップが目標と少しずれて表示されることがありました。正しく表示されるように修正しました。 |
3 | 不具合 | 注釈と計測 | 計測のカラーグラデーション設定において、プリセットを利用した場合、ヒートマップ上の色が適切に表示されないことがありました。正しく表示されるように修正しました。 |
4 | 不具合 | PDFレポート | プロジェクトの初期カメラ位置を変更した際、PDFレポートの変更されたカメラ位置が反映されていませんでした。変更されたカメラ位置でレポートを作成するように修正しました。 |
5 | その他 | 文言変更 | 以下のとおり製品の表現を変更しました。 ・進捗計測の進捗率の表現を小数表示から%に修正 |
6 |
新機能 | データレイヤー | プロジェクトの座標系設定でローカライゼーションを利用する際、JXLフォーマットがご利用可能になりました。 |
7 |
機能改善 | データレイヤ(測量編集機能) | 測量の編集機能で不要物の削除を行う際、川にかかる橋等の構造物が地表面に沿って除けない問題を改善しました。 |
リリース詳細
1. 線分の計測に「高低差」を新しく追加
<リリース概要>
注釈で作成した線分の各頂点の高低差を計算できるようになりました。
1)線分に対して、「高低差」の計測を実行します。
2)各頂点の高低差をグラフィカルに表示します。
6. ローカライゼーションファイルとして、JXLフォーマットをサポート
<リリース概要>
ローカライゼーションで利用するファイルフォーマットに、新しくJXLをサポートしました。Trimble社で利用する拡張子が増え、ご利用頂けるようになりました。
8. 測量編集機能で、不要物除去領域に折り目をつける機能を追加
<リリース概要>
不要物除去のための測量編集機能では、これまでは、除去したい領域に平面を貼り付けることしかできなかったため、谷にかかった橋を除去するようなことができませんでしたが、不要物除去領域に折り目(ブレークライン)をつける機能を追加し、より柔軟に除去領域を指定できるようになりました。
折り目(ブレークライン)の指定
除去領域を指定した後、シフトを押しながら画面をクリックすることで、ブレークラインを追加することができます。
指定されたブレークライン
作成した保存するとブレークラインに沿って除去領域が分割され点群の処理が始まります。
点群編集完了後の形状
ブレークラインを使った編集後の点群は法面に沿って張りつけることができました。
参考:従来の点群編集
従来は、平面を貼り付けることしかできなかったため、橋梁のような構造物をきちんと取り除くことができませんでした。
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