まえがき
「3次元設計データ(面データ)」と「出来形評価用データ(点群データ)」を用いて、施工工種ごとの規格値に対する合否判定をパーセンテージで色付け、分布図にした帳票を作成する方法に詳しく解説します。
3次元データを活用した評価により施工現場の出来形を管理することができます。
出来形合否判定システム 出力イメージ
解説
提供中の機能
現在提供中の機能は以下となります。
合否判定機能 | 工種・関連記事 |
出来形合否判定 土工事 |
三次元データを用いた出来形管理(土工) |
出来形合否判定 水中部 |
施工履歴データを用いた出来形管理(河床掘削) |
出来形合否判定 舗装工事 |
三次元データを用いた出来形管理(舗装) |
事前精度確認機能 施工履歴データ出力機能 |
施工履歴データを用いた出来形管理(土工) |
合否判定時の評価点の求め方と計算方法
評価点の求め方 | 計算方法 |
グリット化したポイント | 逆距荷重法 点群データ各点から一定の距離内の点群にグリッドまでの距離に応じて重みを付けて内挿する方法 |
最近隣法 |
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平均法 グリットからある検索範囲内の点群の高さの平均値を採用 |
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差分平均法 設計面との高さの差を全て算出し、その平均値に設計面の高さを加えた値を採用 |
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TIN法 点群データから生成したTINから平面座標として内挿するグリッドが含む高さを採用 |
※実在点からの評価点の求め方は行っておりません。
帳票の種類
帳票の種類 | 概要 |
出来形管理図表 |
三次元測定データと設計データの比較し合否を判定する |
日々の出来形管理結果 |
トータルステーションで取得した3点と設計データを比較し評価する(日々の実施) 施工履歴データを用いた出来形管理(土工)と併用 |
この記事に関連するお問合せ
・出来形合否判定の作成手順が知りたい
・ヒートマップを作成したい
・I-con工事で必要な帳票を作成したい
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